包茎手術を受けた大学生時代
始めて自分の性を意識したの高校生という、どちらかと言えば遅れた学生でした。
周囲は異性と付き合う人が多くおりましたが、その頃の自分はそういった恋愛関係には非常に疎くて、アニメや漫画に夢中な高校生だったのです。
同じ部活動で好きな人が出来てその人のことを考えていると、頭がもやもやしてしょうがありません。
そしてその頃ネットで恋愛や性行為というものを具体的に知り、カルチャーショックを受けました。
体験としては男優の人の性器と自分の性器の見た目が異なっていることもショックでしたし、女性の性器がああいった形をしているということを初めて知った性体験の原初の思い出なのです。
結局好きな人には告白も出来ずに大学受験を済ませ、進学のために上京しました。
上京しての大学生活は楽しくて、友人は男女を問わずに出来たことが幸いです。
しかしオタク気質が抜けずに、恋愛体験には発展しません。
また自分が包茎と言うことを密かに悩み、包茎手術のためにアルバイトをしてお金を貯め始めました。
包茎手術を受けるまでの日々について
大学とアルバイトの日々を送ってお金を貯めて、時々はゼミやサークルの飲み会に参加しました。
大学生活が半年も過ぎると、周囲の男女は付き合うようになって純愛をしているカップルもいれば、何度も浮気をしては別れたりやり直す人たちもいたのです。
自分はアルバイト漬けの日々だったので、そういう青春群像のような姿が羨ましくもありました。
お金が大分溜まったので夏休みに包茎手術を行う予定を立てて、学校とアルバイトのスケジュールをやりくりします。
診察を受けに行って問診のアンケートに記入して、梅雨が明けた頃に手術を受けました。
自分のケースは真性包茎という状態だったので、保険適用になり費用は考えているよりも安く済んだのです。
術後に痛みがないかと言えば嘘になり、1週間程アルバイトを休んで自宅アパートで引き籠っていました。
すると大学の友人が数人で遊びに来て、ピザの宅配を頼んでパーティーをしてくれたのです。
まとめ
術後のパーティーの後に、参加者の同級生と付き合うことになりました。
包茎手術をした直ぐ後で、テンション的に大胆になっており告白したらOKの返事をもらったのです。
包茎手術後しばらくしたら自分のアパートで同棲して、性行為の初体験を済ませて将来を誓う仲になりました。
卒業後は少しだけ離れて暮らし、お互い都内勤務になりまた同棲して数年後に結婚したのです。
包茎手術の体験から急展開でしたが、あの日にピザパーティーをしたことが人生の転機になるなんて、本当に分からないものだと妻と話しています。